読書録

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折れない心をつくるたった一つの習慣

「折れない心」をつくるたった1つの習慣 (プレイブックス)

「折れない心」をつくるたった1つの習慣 (プレイブックス)

自己肯定感が最も大切、っていうことだろうか。いろんなことがうまくいかなくて、自分が嫌になってしまうこともあるけど、ポジティブ思考でもだめで、あるがままの自分を受け入れる。まじめに思いつめない。考え方を変えればいい。認知療法的にこれまで感じていたことが、さまざまな表現で、わかりやすく説明している内容だ。9章のそれぞれの章ごとにまとめがついていて、ポイントがわかりやすくなっている。ただ、あまりにその通りなだけに、不思議なもので、どの言葉が印象に残っているかといわれると、ちょっと考えてしまう。落ち込んだ時に読めば元気が取り戻せる処方箋になるのかも知れない。そのかなから、以下、引用。

p17:マザー・テレサの言葉「この世で一番不幸なことは、飢えや病気ではない。一番不幸なことは自分がこの世で必要とされていないと感じることである」

p45:思い通りにものごとが運ばないときも、「大丈夫、大丈夫。このままの自分で乗り越えていける」とつぶやいてみて下さい。(マイナスに考えるよりプラスエネルギーが多くなり自信がわいてくる)

p132:不安があったら、最悪のケースを考えるとかえってすっきりする(6章まとめより)

p152:相手を無理に変えようとせず、自分のルールを少し甘くする方がうまくいく(7章まとめより)

p166:「できない理由」が浮かんできたら、「できる理由」を書き出してみる、ハードルが高くてめげそうなら、まずは「少しだけ」でいいから手をつける(8章まとめより)

p188〜心にプラスのエネルギーを増やすために最も効果的なのは、自分の使う言葉を変えることです。…「この薬を使うと90%の確率で死にます」⇒「この薬を使うと、10%の確率で助かります」…受ける印象が違う

(目次ー引用)
1章 心を折っているのは、じつは自分だった?;
2章 なぜ折れやすいのか 、意外な原因を知ろう;
3章 無理にポジティブにならなくていい!;
4章 自分の中の「へこたれない心」を呼び覚ます;
5章 ちょっとヘコんだときの確実なヒント;
6章 立ち直れなさそうな心に効くメニュー;
7章 「視点」をシフトすれば人間関係に強くなる!;
8章 脳のしくみを生かした“高いハードル”の越え方;
9章 すぐ折れない心をつくる新しいアプローチ;
10章 「折れない人」になる言葉の使い方;

これを書きながら、9/1放送のTV梅ちゃん先生を見ていて、兄の竹夫(たけお)が、事業で失敗してくじけそうになり、部下や取引先、静子さんに励まされ、父の建造からあきらめようとすることを叱責されて「よく頑張った」と初めて認められたシーンは、この本の内容ともかぶるが、涙腺がうるんだ。

{8/27-29読了、記入は9/1}