読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

著者が片づけのきっかけとして紹介している『「捨てる!」技術』は、この読書録の深いところにあると思うのだが、なかなか捨てられず、モノが増えていく状況に変化がない。著者は、この本で捨てるマインドを持てば、リバウンドもしないし生き方も明るく変わると紹介していて、なるほどベストセラーになるだけの内容だとは思う。問題は、いかにそのマインドに切り替えられるか、という、まさに生き方が問われているんだろう。

p6:「片づけはマインドが九割」
p9:人は誰でも、完璧な片づけを一度でも体験すると、人生がときめくような感覚を覚えます。そして、「片づけたあと」に人生がドラマチックに変化していくのを実感します。

★p32:片づけでやるべきことは大きく分けて、たった二つしかありません。「モノを捨てるかどうか見極めること」と「モノの定位置を決めること」。(使ったあとは定位置に戻すp175)

★p54:片づけのコツは「一気に、短期に、完璧に」。そして、「まずは『捨てる』を終わらせる」。これが私の結論です。

p63:モノを残すか捨てるか見極めるときも、「持っていて幸せかどうか」、つまり、「持っていて心がときめくかどうか」を基準にするべきなのです。

p69:(スムーズに捨てる基本の順番は)はじめに衣類、次に本類、書類、小物類、そして最後に思い出品。この順番がベストです。
・洋服は分類しすぎない
・すべての本を床に全部並べ・・未読の勉強本は迷わず捨てる・・
・書類は未処理・保存(契約書)、保存(契約書以外)の三種類。
→p140:年賀状は2年前以降のときめくモノ以外は全捨てです。
←(これはなかなか厳しいなあ・・全部とってあったりして・・)
→p157:写真は過去の思い出よりも今の自分を大切にしよう:(老後の楽しみに未整理のまま大量の写真をダンボールにとっていても、そのいつかはやってこない)老後になっても、昔の写真を整理しているようではいけないと思うのです。
←(通信簿や卒業証書、写真など、全部持ってます…著者の書く信じられない大量のストックは、うちにも現存している気がする…)

p182:収納場所は分散させない=同じカテゴリーのモノは一か所に収納する。…二つのカテゴリー「持ち主別」「モノ別」
p190:積んではダメ、基本は「立てて収納」する
p194:靴の空き箱が便利な収納グッズ(←これは僕もやってる!けど捨てられないだけだったりして・・空き箱だけでダンボール何箱も…)

p234:自分の判断に自信が持てない人は、自分にも自信がないものです…片づけの魔法で生きていく自信が生まれた

★p238:捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。…何を持つのかは、まさにどう生きるのかと同じこと。…すべての選択基準に通じている…

p241:今持っているモノたちに対し、(三つ)…今向き合うか、いつか向き合うか、死ぬまで向き合わないか…(今向き合うことをすすめる)

★p245:「モノがなくても、どうにかなるんだな」という感覚、一度わかってしまうと、生きることがグッとラクになります。

★p267:あなたは「あなたが本当にときめくこと」に大いに時間と情熱を注いでください。…(それはあなたの使命)…本当の人生は「片づけたあと」に始まるのです。

いや〜終わり方もかっこいい。でもかなり長く生きてきて、今、これに取り掛かると、どれだけかかることになるか…。死ぬまで向き合わないというのも手かもしれないと思ったりしては、やっぱりいけないのかな?過去への執着が強すぎるのだろうか。いろいろ考えさせられました。

{3/20-24読了、記入は4/1}