読書録

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『仲間と。-がんと向き合う子どもたち』

子どもは4/28に腫瘍の摘出手術を受けるが、その腫瘍がどういうものかわからない。「小児がん」であることは間違いなく、どういう病気なのか、どうすればよいのか、翌日の29日、近くの図書館で本を6冊借り換えた。

仲間と。―がんと向きあう子どもたち

仲間と。―がんと向きあう子どもたち

この本によって、「がんの子供を守る会」の存在を知る。当時のノートには、順天堂大学の石本浩市医師の名前や「すべてが普通でなくなる」などの文字がメモしてある。


もっともくわしい最新ガンの本 (The new cancer book)

もっともくわしい最新ガンの本 (The new cancer book)

ガンに対する知識がほとんどないなかで、悪性とはどういうことか、どんな治療法があるのか、とにかく読んだ。


さまざまな子どもたちが、一所懸命がんと闘っていることを、この本で知り、胸が熱くなった。最後まであきらめない子どもたち、支える「守る会」やスマートムンストンの活動、ペアレンツハウスの取り組みなど。毎日新聞がキャンペーンを展開していることも知り、その後、紙面を見て、こうした活動を地道にフォローしている姿勢に共感を覚えた。


子どもが病気になったとき―家族が抱く50の不安 (春秋暮らしのライブラリー)

子どもが病気になったとき―家族が抱く50の不安 (春秋暮らしのライブラリー)

がんの子供を守る会のケースワーカーの方が書かれた本で、どう主治医に対応するかなど、教えてくれた。話し合いの時間が欲しいと看護部長に伝えたり、疑問点をメモにして渡したり、両親そろって聞くことなど、当時のノートに断片がメモされている。


加えて、アマゾンの商品紹介にはなかったが、「がんの子供を守る会」が出した「子どものがん」を借り、この本に、病気のことや医療費の公費負担制度のことなどが書かれ参考になる。ただ、「60パーセントは治るが、40パーセントは死亡」という文章のメモがノートにはっきりと残されていた。


やっと名医をつかまえた―脳外科手術までの七十七日 (新潮文庫)

やっと名医をつかまえた―脳外科手術までの七十七日 (新潮文庫)

この本は図書館ではなく、どこかで手に入れた文庫本で、メモでは4/28日に読んでいる。順天堂大の中込忠好先生というメモがあり、良い先生にめぐりあわないと、とんでもないことになるという思いは強くした覚えがある。

{記入は2008/04/28}