読書録

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封神演義 前編 後編

封神演義 前編 (集英社文庫)

封神演義 前編 (集英社文庫)

封神演義 後編 (集英社文庫)

封神演義 後編 (集英社文庫)

 中国の四大奇書には入っていないそうなのだが、アニメや映画などで話題になっていることは知り、文庫本も新たに出たようなので読んでみる。さまざまなキャラが、いろんな武器を手にしながら戦い続け、これは映像化したらすごいのだろうと、録画してあった『封神伝奇』を見た。登場していたキャラや武器が映像化されていたので、イメージがなんとなくつかめた。姜子牙<きょうしが> 、妲己<だっき>、紂王<ちゅうおう>、楊戩<ようせん>、<なた>、などは、二階堂善弘氏の解説を読むと、華人で知らない人はいないp431というぐらい、すっかり馴染んでいるようではある。物語の舞台を一度は旅をしてみたいもの。


発刊した集英社のサイト→http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-745678-3
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-745690-5

映画『封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド』公式サイト⇒ http://he.sonypictures.jp/he/2257148
劇場公開日 2017年5月27日で映画.comのサイト⇒ http://eiga.com/movie/86879/


 確かに文学作品とは思えないが、解説で簡単なまとめが紹介されていてp429、殷の末、はじめ名君の紂王が、妖怪の妲己にたぶらかされ暴虐になる。のちの周の文王が、太公望の姜子牙を迎えて、殷と周が抗争となる。仙人や道士などが戦いに加わり、激烈な戦闘を経て殷が滅び、姜子牙は戦争で没した者たちの魂を集め、神に封じる儀式を行い、天と地は秩序を取り戻した、という内容だ。映画はちょっと違っていた。漫画もよく知られているがまだ読んだことはなく、いつかは読んでみるのも楽しいかも知れない。


{2018/3/25-29前編-4/2後編読了、記入は4/7土曜}