読書録

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怒りに負ける人 怒りを生かす人

怒りに負ける人、怒りを生かす人

怒りに負ける人、怒りを生かす人

 フランスの革命記念日の花火大会でトラックが突っ込み80人を超える死者が出たニュースが、この読書録を書いている16日朝刊の一面トップ。朝のTV番組では、テロとの関連性はまだよくわからないが、日本でも騒音ほか隣人トラブルによる殺人など相次ぎ、怒りをどうマネジメントするのか、悩ましい。

 著者の本は、2012-08-22『「怒り」のマネジメント術』( http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/20120822 )以来2冊目だが、タイトルで「生かす」とあるように、「怒りは何かを成し遂げる際の大きなエネルギーになりうる。建設的、健全な方向に向けるよう意識するP47」というプラスの面への印象が、今回は強かった。
 

出版した朝日新聞出版のサイト⇒ http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17890

日本アンガーマネジメント協会のサイトに目次あり⇒ https://www.angermanagement.co.jp/outline/blog/13472


 怒りを抑えるとき、自分が経験的にやってきたのは、「まずは書きだす」ということだったが、これはP110にも紹介されていた手法。本著でほかに以下を備忘録的にメモ
◇ムダな怒りは、ちょっと複雑な計算や翻訳でそらす=大脳新皮質で理性を呼び起こすP73
◇イラッときたら、心の中で実況中継し、「現在」に集中する=この瞬間に経験していることにオープンな心と好奇心をもって注意を向けるP77
◇心底腹立たしい怒りは細分化して分類し、変えやすいものを選別して相手に伝えるP132
→縦軸に自分で変えられる、変えられない、横軸に難しいと簡単、
上段)自分で変えられる簡単なこと(テレビ見る)、難しい(夜泣きで起きる)
下段)変えづらいが簡単(ゴミ出しが下手)、変えづらく難しい(帰宅が遅い)


 引きつづき、うまくマネジメントしたいもの。

{2016/7/4-7/8読了、記入は16}