キャリアデザイン入門 基礎力編

キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版 (日経文庫)

　１０年ぶりに出版された第２版で、この分野の第一人者が解説する内容はわかりやすい。まえがきp5にある、キャリアの成功とは、「自分らしく仕事をしている状態であり、キャリアにフィット感・納得感がある状態である」、収入や出世、名誉ある地位、資格取得ではなく、「仕事を通じて自分が活かされていると実感でき、幸福感を味わえる状態である」というのは、その通りだろうと思うし、就職をめざしている方や若い世代の方にも、ぜひ読んで理解をしていただきたいところ。

日経ブック＆ビデオクラブのサイト⇒ http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/11352/
ブックサービスのサイトに目次あり⇒ http://www.bookservice.jp/bs/ItemDetail?cmId=6544123

　備忘録的にいくつか引用して以下メモ
◇ホウレンソウより「相談・連絡・報告そうれんほう」でまず事前に上梓に方向性を相談し、途中経過を連絡、結果や成果を報告して共有という順p86
◇基礎力p102とは、
・対人能力ー親和力(信頼構築)、協働力(目標に向けて協力的に)、統率力
・対自己能力ー感情抑制力、自信創出力(自己改革)、行動維持力(主体的行動)
・対課題能力ー課題発見力(鳥の目＆虫の目)、計画立案力、実践力
・処理力・思考力を加えたもの
＋信念や環境適応性からなる態度も。
←適切な段階で身につけ、キャリア成功実現の基盤をつくることができる。
◇人脈とは、毎日会う人ではなく、たまにあって話す、必要な時に連絡をとって会える、手紙やメールでフォローするマメさが重要＋第一印象で信頼関係をp114

{2016/7/5-7読了、記入は16土}