- 作者: ドロシー・ローノルト,坂東眞理子,Dorothy Law Nolte
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/01/14
- メディア: 単行本
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タイトルの詩が、いちばんすっきりと、心に響いてきます。
この読書録を始める前に、子どもが小さかった頃、『子どもが育つ魔法の言葉』シリーズに触れて、叱るよりほめることの大切さを感じたことを思い出す。
また、『夫と妻の向き合いかた―「定年になってから…」では遅すぎる!』金盛浦子 著( http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/20080526 )の中で、著者の「アメリカンインディアンの教え」からの引用が、夫婦の関係を考えるうえで良い言葉があった。
マガジンハウスのサイト⇒ http://magazineworld.jp/books/paper/2801/
解説の坂東眞理子氏も、印象に残る言葉を残してくれているので以下一部引用↓
◇「人生とは、自分にしか歩けない道であり、自分自身が作りあげる絵やキルトのような作品です。そのデザインの基礎となるような、励ましや労わりを、この本の言葉の中から見つけてほしいp5」
◇<信念>「他人が羨ましく見えるときは、自分の人生では何が根っこで何が枝葉なのかを、もう一度考えてみることです。信念が心にあれば、たとえ枝葉が枯れてしまったとしても、やがて新しい芽が生まれ繁る日がやってくるのですp64」などなど
◇<結婚>(結婚で若い人にアドバイスするなら)「気が合う人と」=「言葉でのコミュニケーションが取りやすい人」「話ができる人」ということだというp96
◇「このかけがえのない命を肯(うべな)い、愛おしみ、尊重し、互いに守り合い赦し合って生きていきたい。それを、心で感じた言葉に紡いで差し出してくれているのが、本書に収められた8篇の詩なのだと思います。p141
最後に詩の中から、フレーズを一つ
「結婚
それは、愛と友情の光で
人生の道のりを照らすこと」p89
やさしい気持ちになれる一冊です。
{0413-14読了、記入は17}