- 作者: 斎藤茂太
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2014/01/23
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
このようにありたいものだ、と思いつつ、紹介されているモタさんと奥さんとの会話など、そういうのあるよなぁ、とほっとするところもある。
目次にあるように、ポイントとしては、「“笑顔”で楽しい時間、ありがとうでみんなを元気に」「目線が同じでユーモアをもち“おだやかに”」「聞く耳を持って気分よく」というのが、特に心がけたいところ。
逆にいけないのは、何事にも馬鹿にした態度をとったり批判したりすることや、悪口をいうこと。その対処としては「ちょっとやそっとのことは気にしないp74」ということではある。
また、「秘密を守れる人」「勇気づけてくれる人」は信頼し合う大切なことp79で、ひと言を大切にしてp81、自発性を信頼し、まかせることで相手を育てるp99ようにしたいもの。
出版した新講社のサイト⇒ http://www.shinkosha-jp.com/details.jsp?goods_id=2708
セブンネットには目次あり→ http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106344666/
この本の副題になっている「モタさんの“言葉”」という番組のサイト⇒ http://www4.nhk.or.jp/mota/
最後の方の第77章p176-7から引用:
・たった一人では生きていけない」の見出しで、「人と出会わなければ、人は生きていけない。他人を大切にすることは、自分を大切にすることだ。自分を大切にしている人は、他人も大切にできる。「お互い」の「互」という漢字は、人と人とが握手している形に見える。人はお互いを認め合うことで生きていける。お互いを幸せに出来る出会いを大切にすべし、だ。
イスラム国による人質殺害、大学生による「殺してみたかった」殺人事件、小学生が殺害される事件など、このところ悲しいニュースが続くが、心穏やかに暮らしていくことはできないものなのだろうか…
{2/3-6読了、8記入}