読書録

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嫉妬の法則

本著は1998年の単行本を加筆訂正して新書化したとのことだが、ちっとも古さは感じさせない。ビートたけしさんの本領発揮といったところか。単行本のタイトルどおり、「はっきり言って暴言」なのだろうけど、タテマエではなく、ホンネをびしっと言い切ってしまうところがすごい。世の中、きれいごとだけでは動かない。秘めている部分があって、そこに魅力を感じるっていうのは、知りたいっていう、人間の本能なのだろうか。


(目次ー引用)
第1章 恋愛論「純愛なんて作り物なんだ」;
・「純愛」の定義について;p11:流れの先頭じゃなくて、やや先頭集団にいるっていうのが、時代の流れとしては一番いいんじゃない。芸術家でも芸人でも何でも。
愛という名のもとに;◇同時に複数の異性を愛せるか?→要するに点数は移動性
・嫉妬の法則;
・女のウソの見分け方;
・女と男・罪と罰;◇M知事は誰が聞いてもいいことを言っている…すばらしいけど疑ってしまうっていうか…何かあるんだって思っちゃう。不倫だっていい…
・美人がいんくなった!?;p69:親子とか、夫婦で隠し事があったやいけないなんて、美人と同じで、隠し事があればあるほどその人がすてきなんだってこともあるか。
・わたしがオバサンになっても;
・たけしの恋愛講座;

第2章 結婚論「犬とか猫とかをもらうのと同じ」;
・結婚はもらう婚;
・おいしい離婚;
・明るい家族計画;
・お家の事情;p123:性的不一致はどうにもならない。
・結婚しない女;


第3章 SEX論「ワイセツってのはいいことだ」;
・SEX WARS;p134:「秘め事」って聞くとうれしくなっちゃう。
・SEX好きの日本人;
・あなたはとっても恥ずかしい;
・セクシーとはなんだ!;
・SEXと政治;p176:おいら議員にはなってみたいな。


第4章 人生相談「なんの答えにもなりませんよ」;
・イジメられたい方、人生相談いたします。
p190:とにもかくにも、成功するのなんて二の次でさ、その仕事を選んで、それに満足できるかどうかだと思うぜ。それが当たる当たらないはまた別もんだから。
p192:なんたって、男と女はゲームだからね。夫婦になったって、お互いに触れ合う度に作戦練らなきゃいけないんだよ。夫婦になったって全部さらけ出すなんてありえない。そんなのは良くない。男にとって、未知なものが一番魅力あるわけだからさ。


{4/23-28読了、記入は29}