- 作者: 津本陽,蓬田やすひろ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/09/22
- メディア: 文庫
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名前や「北辰一刀流」という言葉は知っていても、どういう人で生い立ちなのかわからず、また、千葉と縁ができたなかで、どんな関係があるのかを知りたいと、久しぶりに小説を手に取る。
・千葉家の後裔、陸前国栗原郡荒谷村の豪農の家で育つ
・祖父は磐城国相馬中村藩で剣術指南役
・16歳で松戸宿にある一刀流・浅利又七郎の道場に入門
・江戸の中西道場で免許皆伝
・師の浅利氏の姪・綾と結婚
さて、時代小説を読むときは、どこまで史実か、ということが気にはなりつつも、今まで知らなかった話なので、興味はそそられる。
剣術の向上と停滞、成長していくさまは、他のワザにも通じるところがあるほか、他流試合のルールなど、なかなか面白い。
とりあえず上巻まで。
{6/11-18読了、記入は23}