読書録

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不平等との闘い ルソーからピケティまで

 経済学での「不平等との闘い」を、「市場経済の中での不平等(所得や資産の格差)」に焦点を絞り、18世紀のルソーとアダム・スミスの論争から、マルクス経済学、近代経済学、「不平等ルネサンス」をへて、現代のピケティにいたる歴史を紐解いている。


出版した文藝春秋のサイト⇒ http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610785
本の話WEBから著者の対談記事⇒ http://hon.bunshun.jp/articles/-/4854
著者のブログ⇒ http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/
(本著の紹介)⇒ http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20160719
著者のツイッターhttps://twitter.com/shinichiroinaba


 正直、大学の授業を学ぶようではあり、知的好奇心はくすぐられるものの、ついていくのが難しい印象もあった。最近、行動科学的な実証研究に基づく研究関連を多く読むようになったからだろうか・・・ただ、こうした議論や歴史的文脈があったことについては、理解しておきたい。



{816/8/27-28読了、記入は9/3}