読書録

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「生まれ順」診断BOOK

知らなかった自分がわかる 「生まれ順」診断BOOK

知らなかった自分がわかる 「生まれ順」診断BOOK

宗教学者の著者がこうした本を書いたのは意外ではあるけど、気軽に読めて、血液型よりは環境に左右されるこちらの方があたっているような気がする。ただ、血液型の占いがなんとなくそうかと思わせてしまうのと同じように、なんとなく合っているとは思いつつ、もう少し裏付け的なデータが欲しい印象。心理学的には、きちんとした行動科学分析があるのかなあ?

本著から、ちょっとだけ要旨まとめを以下に。

第一子:責任感、甘えられることに心地よさ、何を考えているかわからないとも

真ん中っ子:適応力、人間関係の達人、第一子は身勝手、末っ子は甘え過ぎと不満を持つ

末っ子:一家のアイドルで甘える、自己中心的な生き方、華がって負けず嫌い

一人っ子:特殊な存在で対人関係は不器用、想像力は非常に豊か


(男子の職業適性と恋愛観)
第一子:教員、公務員、サラリーマン、TV番組制作者、組織人に向いている
・頼られる存在

真ん中っ子:サービス業全般、人に接する仕事、起業も
・トレンドに敏感、兄がいると結婚向き、姉がいるとプレーボーイ

末っ子:企画の中心か営業の最前線、プロや芸能界、研究
・自分のことを優先させるの、甘えさせてくれる女性との相性は抜群

一人っ子:自由に働ける職場で出世、芸術や芸能の分野で高い適性
・真ん中っ子女性に憧れる面、相手の気持より自分のテイストを第一に考える

(女性の職業適性と恋愛観)
第一子:全体を見て他人のことを考えながら働くので組織で働くのに向く、
・ダメ男に惹かれる

真ん中っ子:サービス業全般、接客に向く
・弟がいると違和感なく接する、妹がいると不思議な魅力で

末っ子:兄がいれば芸能人、姉がいればプロスポーツで成功、
・第一子男性との間で王道、可愛げがある

一人っ子:チームワークに向かないが嫌われもしない
・恋愛には積極的

(相性)
・第一子男性と相性がよくないのは、真ん中っ子の友人×、仕事恋愛親子も△、一人っ子とも
・一人っ子と相性が良くないのは末っ子や一人っ子の仕事や恋愛が×


この本の内容って、このまえ、飲み屋での集まりで、一人っ子か兄妹がいるのかいないのか、あてるというようなことで場が持っていたけど、そういう場で使い方もありそう。

具体的な著名人もそれぞれ登場していて、プロスポーツでは、イチローや松井など末っ子が多く、政治では戦後の歴代首相が真ん中っ子が多く、一人っ子はいなかったとのこと。テレビ局のプロデューサーや編集者など制作の現場を取り仕切っているのは第一子がほとんどとのこと。p44に、ここ50年の総理のなかで末っ子は菅直人だけで、気配りと決断力が必要な首相に末っ子は不向きだと断じているのは、なるほどと思ったりして…。

{5/12読了、記入は13}