- 作者: 藤原 正彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/19
- メディア: 新書
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数学の偉人についての本は洞察鋭く感動したが、保守系論客として理性的な論文ならまだしも、ここまで自己主張をされると、逆に引いてしまうのはなぜだろう。
「新聞を初めメディアをリードするのは昔も今もほぼすべて、物事を斜めから見て自己懐疑へと持ち込む文系知識人なのです」(p46)という一文には、数学的な論理さえ感じない。せっかくすばらしい知性を、もっと有効に活用していただきたいと思った。
{12/18ー19読了、記入は24}