- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 新書
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西郷隆盛が座右の銘とし、幕末のバイブルとも言われる書として、「声に出して読みたい」の著者が紹介する。確かに言葉のリズムというか、言いやすさ、覚えやすさなど含め、心に残るところがあるのだろう。
以下、章立て&目次にあわせて、よく知られる言葉を引用。
(目次ー引用)
序章 現代こそ『言志四録』が役に立つ
論語ブームと『言志四録』;
心に響く「短い言葉」;
幕末の志士たちが学んだ東洋の叡智;
第1章 「忙しい」の九割は無駄な仕事―仕事術
事前によく考えれば、スムーズに進む;
仕事はまず解決可能性と優先順位を判断する;
目の前のことから「料理」する;→やらなければいけないことにチェックボックスをいれている
p78:人の言葉は拒まず、鵜呑みにせず;
人の言は須らく容れて之を択ぶべし。拒む可(べ)からず。又惑う可からず。
第2章 禍は「上」から起こる―人間関係・リーダー論
第一印象は間違いない;
p119:他人には「春」、自分には「秋」;
春風を以て人に接し、秋霜を持って自らを粛む。
第3章 志がれば、何からでも学べる―学習法
p138:人生はいつでも学ぶべきときである―「三学の教え」;
少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず
→人生の時期には、すべて学ぶべき意義がある
第4章 「やむを得ざる」の生き方―人生論
「やむを得ない」のが本物だ;
夢を見るのではなく、夢に見ろ;
{1/28〜30読了、2/5記入}