- 作者: アレックス・ロビラ,フェルナンド・トリアス・デ・ベス,田内志文
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2004/06/22
- メディア: 単行本
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図書館の返却コーナーに置かれていたので、ふと手をとって借りた。
チーズはどこに消えた?と同じような寓話という印象を受けつつ、一気に読んだ。
「幸運への下ごしらえ=条件を自ら作る」(土)のために、「人に手をさしのべられる広い心」(水←湖の女神)が必要ということか。
「今日できることは今日してしまう」(光)、「あらゆる可能性に目を向ける」(小石)、「できることをやったら焦らずあきらめない」(甘言に惑わされない)などの教訓が、魅惑の森で四葉のクローバーを探す過程で織り込まれていく。
今の時代、ただ、何が「幸福」なのか、については、自分で見つけるしかないのだろう。
この話のように、そんなにうまくいくものかなあ、と思ってしまう自分が悲しい。
この著者には、他の本もあるようなので、機会があればまた読んでみよう。
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