レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 新書
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PR文に書かれているように、最小の努力で最大の成果をあげる「時間投資」のノウハウを解説し、キャリア&収入アップにつなげようという内容で、勝間本と同じような印象を受けた。
大学生の頃から「ハワイに住む」ことを人生の目標とし、それを実現した著者はすごい。世の中、要領の良い人が多く、なかなか真似できないが、自分を振り返って、いかに無駄を減らしていくかが大切なのかとも思う。
p36:「仕組み」をつくったり、仕事の段取りを考えたり、スケジュールのつくり方を工夫したりすることで、時間資産を増やす。これが「時間投資」の基本なのです。
p48:ドラッカーの言葉『まったくするべきではないことを能率的にする。これほどむだなことはない』
著者は、課題をクリアするためにカレンダーを使った俯瞰逆算スケジュールのつくり方を紹介し、チェックリストによる仕組み化を進めるが、こうしたことは、ある程度は取り組んできたように思う。
p114:知識労働社会で求められているのは、「時間内は真面目に働く」働き方ではなく、「同じ時間で、より効率的に働く」「同じ時間内で、より多くの成果を出す」働き方です。
p125:「いつか時間ができたらやろう」と思っている限り、「いつか」は永遠にやってきません。
p146:モットー「Doing More With Less」=「少ない労力でより多くの成果を」
p151:KSF(Key Success Factor)=成功要因を見つける力
本著ではまた、細かなテクニックとして
・雑誌は全部読まない
・名刺も整理せず捨てる
・テレビはリアルタイムで見ない
・機器のマニュアルは必ず読む
・満員電車に乗らない
などを紹介している。
さらに終章の方で、相手の時間を邪魔してはいけない、というのは、実生活から納得。これでよく腹をたてることがある・・
p192:重要なのは、自分の時間は自分でコントロールするという意識。時間に対してアクティブになって、「時間に追われずに成果をあげる生活」を実現してほしいと思います。
これが最後の文章だが、まさに、これを機会に、時間の使い方を、しっかり考えていこう。
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