- 作者: 西村淳
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: 文庫
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
この本は、ケータイ文庫の相談コーナーが元になったということで、一つ一つが結構楽しいやりとりから入って、なかなか参考になる、ちょっと変わった料理本になっている。
なつかしかったレシピ?は、ご飯にバターをぽとり、醤油をちょろりと落してよく混ぜて、もみ海苔をパラパラという、子供向けの朝ご飯。これは、昔、食べたような気がしていたのだが、最近、周りに賛同者がいなかっただけに、やはりこういう食べ方があったのだと、変にうれしかった。
あと、キノコ類は洗わなくてもよいとか、アルミホイルを使った包丁の砥ぎ方とか、いろいろ知識を得られました。
よく忘れる世界の三大珍味は、「フォアグラ、トリュフ、キャヴィア」で、その個人的感想という批評を、楽しい書き方をされていました。
渡辺陽子さんの解説にも出てくるのだけど、「春から息子が高校生になり、毎朝、弁当地獄です」という母親に対して、「一番のごちそうは『いってらっしゃい!ほらお弁当』のあなたの笑顔ですよ」っていうのが、心に残るコメントでした。
我が家でも、お弁当づくりは大変ではあるけど、いろいろ工夫して頑張ってます。
(目次)
何でもお悩み相談;
変身させて食べてみよう;
たまには真面目に基本ワザ;
愛を語る料理講座;
セレブなランチの作り方;
元気の出るあぶないレシピ
{地区センターで4/11借り20読了、記入は24}