- 作者: 高島秀之
- 出版社/メーカー: 創成社
- 発売日: 2008/08/25
- メディア: 単行本
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新刊本で借りる。ネットでは、NHKスペシャルの台湾を取り上げた番組が話題になっているが、いろいろ考えさせられる
(目次-引用)
第1章 NHKと政治;
p33:エリス・クラウス教授は、「受信料を直接集めることから、NHKは一見政治的な干渉から自律性を確保しているようにみえるが、年次予算と受信料値上げについては、とにかく国会で承認を必要とするから、結局、政治家は放送政策に口を挟む大きなチャンスがある」と指摘した。
第2章 受信料制度;
p63:行政法の塩野宏東大名誉教授は、「一般的にいって、ある事業の費用負担者が、単に経費を負担するのみで、事業経費のあり方に関して。関与の手段をなんら有しないという制度は合理的ではない・・・受信者が直接に、NHKに対して、関与する方法が考慮されなければならない」と直接関与する方法を模索すべきとする。
第3章 NHK改革のストリーム;
p109:古森経営委員長は、国際放送は「国益」を優先すべしと主張したのに対し、執行部は「公益」の立場に立つと言明している。
第4章 BBCの改革;
第5章 放送の公共性と公共放送;
p154:世界ラジオテレビ機構は公共放送の特性を、1.普遍性、2.多様性、3.独立性、4.特殊性と定義した。
第6章 先行するアメリカ デジタル化へカウントダウン;
第7章 外部調達の拡大と関連団体;
第8章 改革への提言
{図書館から4/4借り10読了、記入は16}