読書録

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『日本人はどこまで減るか』 古田隆彦 著

日本人はどこまで減るか―人口減少社会のパラダイム・シフト (幻冬舎新書)

日本人はどこまで減るか―人口減少社会のパラダイム・シフト (幻冬舎新書)

なんとも、偽善エコロジーと似ている印象を持ったのは、なぜだろうか?どこまで信じていいのか、簡単にはパラダイム転換を図ることはできない。うーん書きながら睡魔が襲ってきたので、参考まで


(扉)
2004年12月の一億二七八〇万人をもって日本の人口はピークを迎えた。翌05年から現象が始まり、今後も減り続ける。2042年には一億人を割り、百年後には三分の一になるとも予測されている。その結果を受けて、政府やマスコミはGDPや所得の低下、消費市場の縮小、年金の破綻などの悲観論を喧伝するが、これらは真実なのか?人口減少が下げ止まり反転増加することはないのか?日本の人口変化を「人口容量」という仮説から大胆に予測した文明論。

(目次-引用)
はじめに 人口減少を読み違えるな!;

第1部 人口減少がはじまった(日本人はなぜ減るか;動物はなぜ増えすぎないか;人間は文化で人口を抑える);
p26:「人口減少の直接の理由は、少子・高齢化ではなく、少産・多死化だ」

第2部 人口は波を描く(人口容量から人口波動へ;人類の五つの波;日本人の五つの壁);
p124:1.石器前波、2.石器後波、3.農業前波、4.農業後波、5.工業現波

第3部 人口が反転する(回復の可能性を探る;人口反転の条件;濃縮社会をめざす;新たな波動に向かって);
p162:少産・多死化で、晩婚化非婚化の進む理由は、すでに一定の豊かさを経験した、結婚適齢期の世代が結婚によってその水準を落とすことを嫌うからです。
p189:3つの産業分野を創出する。1.先端技術の応用による新商品の開発 2.人口減少に対応する生活産業分野 3.人口減少社会にふさわしい生活価値観やライフスタイルに対応した、新しい心理産業分野が有望になる。
p197:人口の減少は人口の容量の限界

あとがき パラダイムを転換する

{図書館で1/18借り30読了、記入は2/4}