読書録

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『日本の10大新宗教』 島田裕巳 著

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)

出張や身内の不幸などあって、書く余裕がなかったため、久しぶりの記入。

この本は、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせている。取り上げているのは、天理教;大本;生長の家天照皇大神宮教と璽宇;立正佼成会霊友会創価学会世界救世教神慈秀明会と真光系教団;PL教団;真如苑;GLA(ジー・エル・エー総合本部)など。

思えば、著者が感嘆したように、天理市の建物群の威容は、今も変わっていない。大本教の関連で。再び邪宗門を読みたくなった。綾部へも行ったことはあったが、とても不思議な雰囲気に包まれていたし、なぜあの場所でエスペラントの活動が続いていたのか、この本を読んでようやくわかった。他の新宗教を含め、教義については、なかなかついていけないが、生きにくい世の中だからこそ、また、すがりたくもなるのかもしれない。

{図書館から11/23借り12/4読了、記入は12/10}