読書録

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『あなたは人にどう見られているか』 松本聡子著

あなたは人にどう見られているか (文春新書)

あなたは人にどう見られているか (文春新書)

いったん読み終えながら書き込む余裕がなく、再度借りて8月に記入・・新たに知ったことばなど以下

p14:ジョハリの窓:4つの自己の「窓」→自分も他人も知っている「開放」、自分しか知らない「秘密」、自分は気が付いていないものの他人からは見られている「盲点」、誰からもまだ知られていない「未知」、のそれぞれ窓があり、ズレは「秘密」と「盲点」。

p25:バーナム効果:誰にでも該当するようなあいまいで一般的な記述を自分だけに当てはまると感じてしまう現象→血液型人間学も。

p42:フーアイアムテスト:「私は・・」で始まる自分自身についての文章を20通り書く→何を意識しているかがわかる。

p51:人を見るときの6段階D・J・スナイダー:1.注意 2.速写判断(タイプ) 3.帰属 4.特性推論 5.印象形成 6.将来の行動の予測

p55:他者との関係5レベル:『他者を知る』:0.必要ない 1A.相手を一方的に認識 1B.友達の友達 1C.限定的一時的 2.上司と部下のようにコントロール 3.対等 4.好意が存在

p69:『化粧心理学』:顔の上部に関する情報がより記憶に残りやすい。

p159:イギリスの劇作家バーナードショーが、楽観主義者と悲観主義者の違いを聞かれ、ウィスキーボトルが、もう半分か、まだ半分が、どう感じるかの違いと答えた。←この話は、ほかでよくコップの水のたとえでも出てくるが・・

p169〜:認知療法の「自動思考記録表」:認知を修正する〜1.状況 2.気分(不安など強さを%で) 3.自動思考(パッと頭に浮かんだこと) 4.根拠 5.反証(矛盾する事実を思い出す) 6.適応思考(現実的でバランス) 7.今の気分(気分がどうかわったか)を書いていくことで、心の癖を自覚して修正していく。最終的には書かずにいやなことが起こった際に対処できるようになるのが理想。

p186:アサーション(自己主張)・トレーニング:適切な自己表現にむけ 1.攻撃的(自分のことだけ) 2.ノン・アサーティブ(他者を優先) 3.アサーティブ(自分のことをまず考えるが他社にも配慮する)→3で相手も自分も大切にした表現に。

p191:森田療法:「あるがままに生きる」 1919年に森田正馬氏が確立:不安や恐怖や苦悩を取り除くのではなく、とらわれるのでもなく、すべてをあきらめるのでもなく、そのまま自然に抱き受容しつつ、二尾を精一杯生きるという意味のキーワード。

{地区センターから借り6/23読了、記入は8/17}