- 作者: 勢古浩爾
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/05
- メディア: 新書
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一方、赤の他人が暴力にあっている現場に遭遇したとき、「義を見てせざるは勇なきなり」か「君子危うきに近寄らず」かどうしたらいいか、まだわからない(p152)と著者がいうところは、自分でもまさにそうだなあと感じてしまう。以下引用。
p32:『橋本治の男になるのだ』より、「男にとって自立よりも重要なことというのはなにか?それは一人前になることです」
p35:『フェミニズムの害毒』(林義道)より、人間はほっておくと女は下品に男は野蛮になりがちで、「らしさ」をすべて否定すると、「人間は下品で野蛮になるばかりである」
p133:『毒舌 身の上相談』(今東光)よりm「目の前の現在の地位で日本一になることだけを心がけていれば、知らない間に、でっかく素晴らしい人間に成長していく」「理解と同情が幅広くできる人-どういう問題に対しても同情できるっていうのが本当の男のやさしさ」
{フォーラムから2/8借り3/4読了、8記入}