読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

「出会い力」の磨き方/大谷由里子

「出会い力」の磨き方 また会いたい!と思われる人になる、ちょっとした方法

「出会い力」の磨き方 また会いたい!と思われる人になる、ちょっとした方法

フォーラムの新刊コーナーにあった本で、著者はほぼ同世代。まえがきとあとがきにあるように、「ステキに人の記憶に残ることができる人間」でいて、「自分らしくイキイキと生きている人が、人の心に残り、人生の豊かさを手に入れられる」という基本的な考え方について、とても素晴らしいことだと思いつつ、自分を振り返ってどうかというと、なかなか難しい。著者は最後に、いつの間にか死んでいたと思われる人生より、みんなに思い出してもらえる存在でありたいと訴えているが、この著作を出したことで、その願いはかなりの部分、かなえられたのだろう。本文中には、ノウハウ的なことが多々書かれており、その中からいくつか以下、抜粋。

p19:人と会う前には、その人のこと、会社のことをできるだけ調べよう。「つかみ」になるし、自分も相手のことを忘れなくなる。
p37:人は楽しそうにしている人のところに集まる。「この人と一緒にいたら楽しそう」と思ってもらえれば、完璧。
p48:メールや手紙の返事は速攻で!
p74:目力のある人は輝いている人。好奇心でいっぱいだった子どもの頃を思い出してみて!
p102:人が笑うのは意外性のあることを言った時。笑いのセンスを磨けば、コミュニケーション力がアップする。
p121:痛みを経験している人だけが、人の痛みを理解できる。無責任な言葉は、かえって相手を傷つけるだけ。
p132:瞬時にいい言葉が出る人は、「自分」を持っている人。人をドキッとさせられる言葉が言える人になりたいよね。
p135:「ケチ」は無駄なことにお金を使わないことだけど、「せこい」あyつは自分のことしか見ていないやす、人も物も失くしてしまう。お金をきれいに使う人は、お金を無駄にしない人。
p154:人はいつ死ぬかわからない。「生きている」ことに感謝しようよ!「やり残したことを持ったまま死ぬほどのリスクはないやん」
p160:出会いを大切にする人には、やっぱり、また会いたくなる。次に会った時、名前を覚えてくれたら嬉しいもの。
p166:「逃げたい」と思うことはあるけど、逃げないでいれば、きっと人は評価してくれる。そしていつかあなたの糧になる。
p169:まわり道をしているときは、やっぱりつらい。でもその分、人として大きくなれる。
p172:「自分はこのために生きるんだ!」という何かを持っていますか?


{フォーラムで1/9借り2/4読了、記入は2/8}