- 作者: 岡田康子
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2003/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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→許すな!パワーハラスメント 2003年8月14日発行 飛鳥新社の方です。(当初上司と部下の深みぞがリンクされていたため)
p19パワハラの3大条件 1.本来の業務の範疇を超えている 2.継続的 3.働く環境の悪化、雇用不安
p25職場にある3つのパワー 1.職権を持つ上司 2.集団が個人を攻撃 3.情報や専門スキルを持つ者
p39被害者度チェック (経験)3ばかやろーなど暴言を吐かれた 4「やめてもいいんだよ」などと脅された 5ミスの注意だけですまず、人格まで否定された 6人前で激しく叱責を繰り返された 7ねちねちと叱責された 10不法行為を強要された
p42パワハラの分類 1.身体的暴力 2.精神的暴力 (経験)「おまえの将来はないものと思え」と昇進を妨害「もう顔も見たくない」
3.無視する(挨拶はもちろん、日常会話をしない)
p51ケース5「いままでは自分の頭で考え、判断して行動するタイプでしたが、何を言っても肯定してもらえないため、常に上司の顔色をうかがい、自分で考えることもしなくなってしまいました」
p72ケース18意見の違う者は許さない 「自分の感じた問題点を率直に話してみたら、1時間以上怒鳴られ続けた」
p109 組織力などによって成り立っている業種では働く人々もある意味個人というより駒のひとつにならざるをえません。そこでは、個性よりも、正確さや安全性が会社の中での価値観となり、評価基準になってきます。仕事で重要なのは、集団の中にあって、決められた仕事をきちんとやること・ちょっとした失敗でも会社に与える影響は甚大。いきおい失敗が許されない。何事につけても非常に慎重な会社の体質ができあがっているものです。
p114最善の策 1.観察者になり記録する 2.自分の態度を決める(我慢、異動、転職、加害者と話し合う、社内に支援、外部機関)
p130心の中にある5つの自分 1.親P(批判的CP/保護的NP)、2.大人A、3.子どもC(自由FC/従順AC)優柔不断が引き金に
p146口をつぐむ選択もあり→アサーション権 1.ひとりになる権利 2.独立する権利 3.成功する権利 4.聞いてもらいまじめにうけとってもらうことを要求する権利 5.支払っただけのものを得る権利 6.権利を持つ権利 7.罪意識や利己的な感じをもたずに依頼を断る権利 8.欲しいものを要求する権利 9.過ちをしそのことに責任をもつ権利 10.自己主張をしない権利
p164 キャリアプランをたてる実践法 1.自分の棚卸しをする 2.個人年表を作る 3.自己開発プランをたてる
p167 パワハラ耐性を作る あいまいさに慣れる (パワハラほっとライン)
いやー、経験的に、パワハラと思われること、ありました。なんとかやっていますが、いやになることもあります。ミスが許されない会社だからなのでしょうか?体質的に、この本を読んでわかるような気もしました。
{フォーラムで7/21借り8/1読了}