- 作者: 梅澤正
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/08/19
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
やりたい仕事に固執すると自分を見失ってしまう危険性があるとは思った。
一方、人生を振り返って、納得できるかどうかは、仕事の充実感や働きがいに負うところも大きいという。
今、仕事に満足しているだろうか。
そうでないなら、どうすればいいのか。
やりたいことをできる時期はすぎてしまい、では、今、何をやりたい、何をめざせばいいんだろう。
答えは見つからないかもしれないけど、見つけるように考えては行かないと。
(目次ー引用)
第1部 あなたは「職業観」を持っているか
(「適職」こそ職業なのか;「やりたい仕事」こそ職業なのか;「楽しく働ける仕事」こそ職業なのか;職業学習を深める);
p19:哲学者パスカルは、「一生のうちで一番大事なことは職業の選択である」
第2部 職業は私たちに何を与えてくれるのか
(キャリアという考え方;職業は人と社会をつなぐもの;職業により与えられる人生資源);
p60:(どんな生き方をめざすのか→男の子の場合)「社会的な信用や信頼を得る」「心豊かな生活をする」「家族やまわりの人たちと円満に明るく暮らす」
p91:人生資源4つ→経済財(基盤を支える収入)、知識財(成長を支える教養)、関係財(社会生活の家族知人)、威信財(信用)
第3部 職業能力を考える(職業能力とは何か;いま脚光をあびる基礎力;高まるプロ人材への関心);
p111:自己開発力、問題解決力、コミュニケーション力
p113:産業界は志と心、行動力、知力の3つ(2004年の求める人材像)
p134:放送記者には、好奇心、健全な常識、正義感、放送に興味がある(河内孝、岡元隆治『ジャーナリストになるには』
第4部 「リセット」と「リカレント」で人生を拓く(さまざまな職業選択;職選びは一回では終わらない;「リカレント」を実践して大変革期を生きる)
p150:転機が連続の人生を乗り越える工夫と努力を通してキャリアは形成・開発される(ナンシー・シュロスバーグ)4つのS、状況、自己、支援を点検し、戦略を立てること。
p160:仕事のプロをめざすうえからは、学習し続けるということが不可欠なことを教えています。職業的能力の習得、向上、リニューアルは、働くこと、生きることを確かなものとするうえでの生命線なのです。
p167:充実した生涯を送りたいの中軸的な要因として「仕事の充実感や働きがい」をクローズアップ(ジョシュア・ハルバースタム)
{図書館から借り、12/17読了、記入は深夜+23日補足)