読書録

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雨の日も晴れ男

雨の日も、晴れ男 (文春文庫)

雨の日も、晴れ男 (文春文庫)

どんなにひどい目にあっても、常に前向きで「いつも人を楽しませることを考える」ことの素晴らしさが伝わってくる。

主人公のアレックスは、幼い神ワンダーとシュナが「運命の手帳」にいたずらを書き込んだことで、散々な目にあう。
すなわち、会社を首になり、家が焼け、妻子が出て行き・・・とても読みやすいけど、どこか心に残る。
自分を刺した若者のことを相手の将来を考えてかばったり、罪悪感に苦しむ二人の神の前で「どじょうすくい」の顔をして笑わせようとしたりすることなど。

こんな風に前向きに生きられたらどんなにいいだろう。

{地区センターで8/23借り26読了、記入は9/05}