読書録

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情報のさばき方/外岡秀俊

情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)

情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)

p5:5つの基本原則
1.情報力の基本はインデックス情報
2.次に重要な情報力の基本は自分の位置情報
3.膨大な情報を管理するコツは、情報管理の方法をできるだけ簡単にすること
4.情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える
5.情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く

p244:立花隆さんのジャーナリストの条件
1.取材力-信頼される人柄 2.筆力-説得力 3.眼力-広く深く遠く+裏側を見る 4.バランス感覚

・新聞報道の実態を知るに、とてもわかりやすい本でした。筆者は、IT革命時代においても、膨大な情報の中から本当に必要な情報を選別・検証したうえで、わかりやすく伝えるメディアの役回りは生き残るが、その際、「信頼」が大切だと指摘する。その信頼が、1.新聞が権力を監視していない 2.新聞が権力になっている ことから不信にさらされているとする。
・基本のノウハウについては、これまで読んだ中でも秀逸に、ある意味、納得できました。


{図書館で11/23借り29読了、12/5記入}