読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

50歳から人生を大逆転

50歳から人生を大逆転

50歳から人生を大逆転

 帯に「イヤなことはめて わがままに生きる!」とあるが、同様のススメが言葉や事例をかえて繰り返し出てくる。

 そしてキーワードは「大丈夫」。

 p98で声に出して何度もとなえると、どんな状況に遭遇しても大丈夫だと、p128では、がんばることに疲れ果てたとき、存在給(=自分は役にたたなくても存在するだけでお金をいくらもらえるかという著者の考えた概念p117)を上げる魔法の言葉だという。ラスト近いp243にも登場し、いき着く最終的なゴールは、何をやっても、これをやっても、それをやっても「大丈夫」…好きなことをさっさとやりましょう!大丈夫だから。というのが、この本で1僕が一番いいたいことなんだろうなと思います、



発刊したPHP研究所のサイト⇒ https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83826-7



 著者の本は、2013-12-14 『望んでいるものが手に入らない本当の理由』http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20131214 以来。その副題は、「マイナスを受け取るとプラスがついてくる」というテーマを、大きな字でわかりやすく繰り返し説明していた。読書録から3つを再掲↓
◇悩みは、「欲しいものが手に入らない」ということと、持っているものを失いたくない」という思い。簡単にいえばそのふたつです(p3)。心は得より、損の方に過剰に反応してしまう(p153)
◇「損しよう」このひと言に尽きるp50
◇いいも悪いも受け取る。そして、何より自分の「素晴らしさ」を認めてみて下さいp102


 本書からもいくつか項目を引用して以下に
◇p41:自分が好きに生きて嫌う人からは、早めに嫌われたほうがいいんです。
◇p47:人に迷惑をかけてもいいという言葉を、声に出して言ってみて下さい。
◇p52:「してはいけない」否定命令が、引き寄せる真逆のこと。精神を集中させるから
◇p75:(思いを変える魔法の言葉)どうせというネガティブな言葉のあとに、ポジティブな現象をくっつける・ex「どうせ私の話はおもしろい」など
◇p85(不安を訴えられたら)「心配しなくても惨めな人生になるから」〜p92最悪を考えたから終わり
←この部分は、最近読んだ『福翁自伝』の福沢諭吉の考え方にも近いか。
◇p201:(良く質問を受ける生きる意味?)今生きているっていうことは、生きることが許されているわけでしょう。今まだいきているってことは、まだやっていないことがあるということです。だから楽しむことですね。
◇p221:自分のべきや常識を覆して、タブーに飛び込んでみると現実が変わるんです。
◇p235:人間関係の根っこにあるものをなんとかするためには、本音で伝えるのがいいと、ずっと言い続けています。+p240:50代になったら、本音で生きていきましょう。

 
 ←確かに本音で自由に話ができる場が理想だとは思うのだが、それによってこれまで1年、ある方とぶつかりどうにもならなくなってしまった。そうすると、あいたくもない、のみたくもない、となって完全に拒否されてしまうと、そこに無理して調整するのも面倒くさくなり・・・接触しなければ心は平穏なのかも知れないが、なかなか落ち着かない面もある。そこでも「大丈夫」と思って乗り切るしかないのだろうけど。
 

{2018/5/31-6/1読了、記入は6/3日曜}