読書録

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中高年自殺/高橋祥友

中高年自殺―その実態と予防のために (ちくま新書)

中高年自殺―その実態と予防のために (ちくま新書)

p102自殺報道への提言
1)過剰な報道を控える 2)誇張したり美化しない 3)自殺手段を詳細に報道しない 4)効果的な治療法があることを強調する
5)具体的な問題解決の手段を掲げておく 6)日頃から地域の精神保健の専門家との連携を緊密にする 7)短期集中的でなく根源的に

9138 アーロン・ベックの認知療法の目標
1)問題と関連する認知の同定 2)認知・感情・行為の間の関係をとらえる 3)重要な革新を支持または反論するような事実を懸賞
4)他の選択肢を実行するよう働きかける 5)最終的には自分自身で認知療法の過程を実施できるように働きかける

p154 自殺の危険の高い人に共通する心理
1)絶望的なまでの孤独感 2)無価値観 3)極度の怒り 4)窮状が永遠に続くとの確信 5)心理的視野狭窄 6)諦め 7)全能の幻想

p158 自殺予防の10カ条:兆候を早期に見つける
1)うつ病の症状に気をつける 2)原因不明の身体の不調が長引く 3)飲酒が増す 4)自己の安全や健康が保てない 5)大きな失敗
6)職場や家庭からのサポートが得られない 7)本人にとって価値あるものを失う 8)重症の身体の病気にかかる 9)自殺を口にする
10)自殺未遂に及ぶ

p197 何らかの形で表現の手段を持っている人は死別の悲しみを少しずつし整理していくとが円滑にできるような印象を持つ

→いろいろうまくいかず、思い悩んだこともあり、なんとか対処していかないといけない。
{図書館で6/24借り7/2読了}