父親の力 母親の力―「イエ」を出て「家」に帰る (講談社+α新書)
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/21
- メディア: 新書
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p47:お金も必要だし働くことにも意義があります。しかしそれと家族全員の成長や幸福ということのバランスをよく考えなければならないと思います。
p106:おれもおれの人生を生きている。お母さんはお母さんの人生を生きている。だから、おまえもおまえの人生を生きろ。
p107:子どもと対話をしていくには、たとえば一緒に読める本とか一緒に見ることができる映画というのが有益
p117:苦労して早い時期に子供にいろいろやらせても、そんなに幸福になるわけではない
p125:これからは死に向かっていく・・もっと単純に夫婦でなだらかに生きていくことのほうを大切にしたらいい
p151:普通の家庭の子供が非行?家族だからこそあるはずの感情のぶつかり合いがまったくない+思春期にふさわしい感情の揺さぶりを家族でまったく体験できていない
p176:子どもたちがモノのありがたみを感じる機会を親たちが奪ってしまった。本当の意味での子どもの幸福を考えていかなければならない。勉強ができるかどうかだけではない。
p238:無料でできるとてもいい施設、それはそれぞれの家族。
←家族についていろいろ考えさせてくれる。
{図書館3/24借り〜4/16読了}