読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則

 
 著者の名前はどこかで見たことが、と思っていたら、『着信御礼!ケータイ大喜利』で、ラジオDJの声のお題で出ていて、とても面白かったことを思い出した。28番目の法則のところで、「ポジティブ毒舌の効用」として、まさにそうなんだという本音をユーモアにくるんで人を楽しませ場を沸かす、「時に、毒舌は相手との距離を縮める良薬になってくれるp157」というのは、ビートたけしさんや、マツコ・デラックスさん、にも共通するところか。


発刊した朝日新聞出版のサイト⇒ https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18885
著者の公式サイト → http://fmbird.jp/dj/fumika_hideshima/
著者の公式ブログ → http://hideshima.blog.so-net.ne.jp/
著者のフェイスブック → https://www.facebook.com/hideshimafumika


 本書に盛り込まれた42の法則のうち、特に心掛けたいと思うもの以下5つ引用して紹介

◇14:定番の自己紹介ネタを、ひとつつくっておく。会話の中で、相手の名前を呼ぶのも忘れずに:p84
←著者は自分の名前の紹介で、祖母が「歴史の香りが漂う、たおやかな女性に」という願いを込め、と記しているが、確かにこれだと覚えることができる。他の本でも自己紹介のノウハウ系のことは書いてあるが、生かしたいモノ。


◇20:悪意を向けてくる相手には、無理せず心に「防水加工」p114
←きのう久しぶりに口論のうえ大きな声を出してしまったが、何年ぶりか・・・本書で書いてあるように、感情的になって争ったらこちらの負け。相手の思うツボ、というのもそうだろう。ただ、ずっと鬱屈してストレスになっていたことではあり、思い切ってお互いに話せたことも、次につながればよいのだが。
+p182で、さらに人格攻撃ではなく、褒める、注意する、こうしたらもっと良くなる、良くなったらフィードバック、というサイクルp182を紹介しているが、論争した件については、その方向で対処できればと思う。


◇25:失言をしてしまったときは、逃げないで言葉を尽くす。その態度こそ相手に伝わるp140
←本書で、覆水盆に返らずの英語は、 It is no use crying over spilled milk もメモ。見て見ぬふりをして放置すると消えないシミを残す、という意味で、きのう口論してしまったわけだが、通じただろうか。


◇36:即アクション&トホホメモ(経験)が、雑談力をあげるp202
←著者は、トホホな経験をファイルにしているというが、それも何かアクションをしたから起きること、自分なりにもいっぱいトホホなことはしているものの、最近の人の名前がでない、記憶がどこかへ、というのが悲しい。メモをし続けることで回避したいとは思っている。


◇42:気になる人には思い切って話しかけてみよう。その先に豊かな人生が待っているp231
←著者も言うように、無数の出会いが待っている、誰かとことばを交わすことで気持ちよく、というのはある。やるかやらないか、悩んだらやろう、というのも心掛けたいところ。


◇また、コラムで、アナウンサーが練習する定番の早口言葉も紹介されていたので、メモp152、
・赤巻紙青巻紙黄巻紙
東京特許許可局 は知っていたが、次の2つは知らなかった
・お綾や、親にお謝り。お綾や八百屋にお謝りとお言い。
・新人歌手新春シャンソンショー ・・・なかなか早口では難しい・・・

はてなでは、タモリさんが本に書いた「髪切った?」も、いい空気を作る魔法の言葉という記事が、ひっかかってきました。


 著者のエピソードとして、「エライ人」と初めて会った際の対応で、鶴瓶さんとたけしさんのスタジオにいきなり入り、「あんた誰」「演歌歌手」と言われ、挨拶がわりにこぶしを回して熱唱したといのはすごい。収録後に鶴瓶さんが「やりよるな、あんたNHKのアナウンサーやないやろ?」「はい!ワタクシ、しがないラジオDJですっ!」のやりとりp127には、ほろっと感じるところがあった。ツッコミやボケなど、勇気をもって飛び込むp129とも書いているが、ますますのご活躍を期待しています。

 

{2017/10/1読了、記入は7土}