- 作者: 郷原信郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/09/08
- メディア: 新書
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著者の本を読むのは、この読書録で3冊目。検察の実態や危うさについて、元検事として伝えている。とりわけ、一審で無罪判決が出た美濃加茂市長事件については、今後の司法取引がどうなるのかについても警鐘を鳴らしていて、ほとんど接してこなかった事件だけに今後に注目したい。
出版した筑摩書房のサイトに目次あり⇒ http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480068477/
過去の読書録から
2010-11-08 『検察が危ない』
2009-08-24 『思考停止社会』
冒頭、雪印食品とオリンパスの企業不祥事件の事例から、内部告発によって明らかになった不祥事の多くが、その背景にある構造的問題が捨象されて短銃ん課され、世の中に大きな誤解を受けているP32という点については、より事実を見極める目をもちたい。
{2016/10/4-10/8読了、記入は10}