読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『光まで5分』 桜木 紫乃 著

まとめて記入6冊目は、光文社文庫 さ38-1で 光文社( 2021.12)のサイト↓
サイトより)北海道から流れ流れて沖縄にやってきたツキヨは路地裏の店で体を売っていた。奥歯の痛みがきっかけで知り合った元歯科医の万次郎、その同居人のヒロキと意気投合し、タトゥーハウスに転がり込んだツキヨにふたりを知るらしい南原という男が接触してきて…。
 
当時の読書メモより引用
p23:(ヒロキの声)「光まで、五分かな」
 
p45:(ヒロキ・猫で喜ぶと思う)「なんとなく、に決まっているじゃない。そんなにいちいち理由を欲してばかりいると、神様に怒られちゃうよ」
 
p84:(南原)『暗い日曜日』は、いい音で聴きたいよね ←解説
 
p96:なるほどとひとつつぶやけば、不安はみんな箒で掃いたように姿を消してしまうのだ。
 
p130:(おばあ)あんたは、もう少し流されるかもしれないねえ。でも、流された先にあるものをしっかり見なさい。ぜんぶ受け容れて、すべて赦してやんなさい
 
p158:「なに、お金で買えないものって」 「やる気」
 
p2124:(解説) 「竜宮城」は現実とは違う世界だ。「暗い日曜日」はハンガリーで作られ、聴くものを自殺に追い込む曲としてBBCが一時放送禁止に・・カバーしたサックス奏者の阿部薫、元妻の作家鈴木いづみ・・・自らもサックスを演奏する作者が、「明るい雑踏の中に投げ込んだ「死の気配」を示しているように見える 海原純子(うみはらじゅんこ・心療内科医)

p12:三日三晩腎張り(じんばり)に責められたときのアソコくらい痛いと返した の意味>は、別途検索で調べたが、知らない言葉だった。

 
←冒頭の「しっかり15分の仕事」・・・で、はるか昔のことを思い出したが、これについては、どこまで一般的に知られているのだろう・・・
 
この内容だと映画化も検討されているかと、文言をつけて検索したら、以下がヒット。著者のこれまでや思いが分かるインタビュー記事となっていました。
この作品は、録画してあるのだが、評価3.1で視聴は保留中・・いつか見たい。
{2022/11/5土-11/11金:読了、記入は11/20日⑥19:30}