読書録

読書整理用のダイヤリーから移行しました19/1/26土~

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 マイケル・サンデル 著 鬼澤 忍 訳

選んだ理由)サンデル教授の論点を知りたい
感動した理由)論理展開の精緻さ
感動した箇所)
p323:自分の運命が偶然の産物であることを身にしみて感じれば、ある種の謙虚さが生まれ・・・謙虚さが、能力の専制を超えて、怨嗟伸す区内、より寛容な公共生活へ向かわせてくれるのだ。
発見したこと)
サイトの広報文「出自に関係なく、人は自らの努力と才能で成功できる――能力主義メリトクラシー)の夢は残酷な自己責任論と表裏一体であり、「勝者」と「敗者」の間に未曾有の分断をもたらしている。この難題に解決策はあるのか? ハーバード大の超人気教授の新たなる主著」
自分への影響)謙虚にならないといけないと自覚した。
 
 発刊した早川書房のサイト↓
 サンデル教授の著作で過去の記録は以下↓

 

mrboopapa.hatenablog.com

 テレビ番組では、総合テレビで4月8日に再放送をしていた白熱教室が,とても興味深い内容だったので、別途メモを残していた。

www.nhk.jp

 この番組では、民主主義の条件3つ・複数政党制、直接選挙、表現の自由について、日米中の学生の考え方が違い、特に中国の学生ががこれらに反対して、課題解決が優先とし、現状について、各6人ずつの参加学生の考えは
・民主主義と専制主義の対立、米4,日6,中国(復旦大学)ゼロ
アメリカ型民主主義の衰退 米2,日ゼロ、中国6 というのが、 
と言う結果となっていた。
 
  4月の読書分が、5月大型連休明け終わったあともメモできず、2021/01/02に読んだ『いざという時に結果を出す本番力』(和田 裕美 著)を参考に、簡易メモを試行してみた。 
 
{2022/1/3/31木-4/1金:読了、記入は5/13}