読書録

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今日が人生最後の日だと思って生きなさい

今日が人生最後の日だと思って生きなさい

今日が人生最後の日だと思って生きなさい

 どう生きるのか?を思う時に、著者の言葉は胸を打ち、説得力があると感じてきた。本著でも2800人を看取ったホスピス医師の言葉として、とても重みがある。タイトル通りのことを意識したいと思う。

 
  著者の本でこの読書録に記録しているのは2冊。共感できる内容で、3つの柱などたびたび引用してきたが、本書にはその部分は触れらていなかった。
2008-03-21 『13歳からのいのちの授業』http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20080321 
2008-03-14 『いのちはなぜ大切なのか』http://d.hatena.ne.jp/MrBooPapa/mobile?date=20080314
「村田久行先生のスピリチュアルケア理論から、人を支える3つの柱として、「将来の夢」(時間の柱)、「大切な人との関係」(関係の柱)、「自分の自由」(自律の柱)の3つをあげ、これが平面を支える図を紹介する(p71」




発刊したアスコムのサイトに目次あり⇒ http://www.ascom-inc.jp/jinseisaigo/index.html



 本書で印象にのこった部分を一部以下に引用してメモ↓
◇p57:自分を支えてくれた存在に感謝している、自分が大切に思ってきたことを人に伝えられる、自分が果たしてきた役割は後世に引き継がれていく、人生の最後にそう思うことができれば、その人は幸せなのではないでしょうか。

◇(人が真の意味でよく生きるためには苦しみと向き合いそこから学ぶことが不可欠p83で)、「苦しみは、希望と現実のギャップから生まれるp87」・・相手の話を丁寧に聴き反復する、相手の苦しみを共に味合う、それが何よりも大切p111+ギャップに苦しみながらも「明日がある」という思いに支えられ、夢を持つことは人間に許された最高の尊厳p138-139、

◇どうか「無力な自分」を責めないで下さい。人は誰でも、そこに存在しているだけで、誰かの支えになることができるのですp117+たとえ自分では平凡だと思う人生であっても・(中略)・人は存在するだけで、必ず何かの役割を果たしているのですp61


 改めて、夢や何らかの意味を見いだすことがとても大切なのだろうと感じる。
 本書で紹介されているノウハウとして、「ディグニティセラビー」p122-127という、9つの質問を使って人生を振り返りながら、スタッフが大切な人への手紙を完成させることが紹介されている。出典は小森康永、ハーベイ・マックスチョチノフの『ディグニティセラビーのすすめ』とのことだが、ネットでは見つからず。具体的な質問や手法については、著者の「めぐみ在宅クリニック」サイトで、公開している。
http://www.megumizaitaku.jp/mp/dignity-therapy/
 参考になるので、この9つの質問にいずれ答えてみようと思う。


{2018/7/12-13読了、記入は7/16}