読書録

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マンガでやさしくわかる部下の育て方

 12/6に読書録に載せた『育児は仕事の役に立つ 「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ』に登場した中原淳氏が書いた本で、マンガも添えられわかりやすく解説している。また、研究室のサイトでは、核になる考え方と章立てについて明らかにしている⇒『1.観察のスキル、2.目標咀嚼のスキル、3.振り返りのスキル、4.フィードバックのスキル という4つのスキルを各章でマンガとテキストで学ぶことができます』ということだ。
  

出版した日本能率協会マネジメントセンターのサイト(トップ:現時点未掲載)⇒ http://www.jmam.co.jp/
著者の研究室のサイトに新刊案内⇒ http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/7937


 今後に生かしていきたいノウハウをいくつか引用して以下に。
p35:部下育成とは、背伸びや挑戦を含む仕事経験を積んでもらうことで、その人の能力を伸ばすこと+p39:マネージャーは、仕事の任せ方と言葉かけというたった二つの武器だけで、部下を成長させ、成果を上げさせることもできる存在←これがなかなかできない

p122:集団は放っておけば必ず、行動の硬直、都合の良い情報選択、仲良いものたちだけの群れ化、役割の勝手な解釈 がはじまります。とにかく目標、仕事の意義をくり返し、何度も何度も言い続けることが大切←これが足りない、どうにも硬直化している

p148:ディビッド・コルブの経験学習サイクル:具体的経験→内省的観察→抽象的概念化→能動的実験→

p162:振り返り:日常的に問いかける1)What調子は?、2)SoWhat何がこのままでよく変えなければならないのは?、3)NowWhatこれからどうするの?、
SBI情報の収集、1)信頼性の確保→2)事実通知→3)問題行動の腹落とし→4)振り返り支援→5)期待通知(p200:自己効力感を高めて、コミットさせる)←まずこれの1)ができていない・・どうやるか・・


 マンガの主人公で新任マネージャーの、一条麻里奈さん(28)が、うまくハッピーエンドになって、単純ですが良かったです。それこそ、テレビドラマで見てみたい内容かも知れない。


{2017/12/22-24読了、記入は12/27}